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Diary / ダイアリー

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バックナンバー  2006年02月のDIARY  


2006.02.28 / 古事記〜神話の旅

 
昨日は四谷区民ホールでミュージカル体験塾のレッスン。今日は朝イチで踊りの師匠・花柳鶴寿賀先生にお会いして近況報告、お稽古用のテープを受け取り、新しい浴衣の注文などをしてきました。以前覚えた踊りの振りを起こさねば…。そして重要な情報をゲット。しばらく歌舞伎の荒事の映像資料を探していたのですが、国立劇場の視聴室で観られるとのこと。言われてみれば当然ですよね、なんで今まで気づかなかったんだろう(笑)。所用を済ませ17時15分からワールドウイング池袋。帰宅してヴォイス・トレーニング後に夕食。

最近読み進めている『世界はまるい』用の資料では神話力―日本神話を創造するものを興味深く読みました。

日本人は表情に乏しいなどといわれる。特別に突飛なことは好まないともいわれる。しかしそれはすべてではない。どの民族も体制の秩序に抑止されてはいても、人間固有の、生態的な情動はあるはずで、日本にも縄文の火焔土器のような造型精神があった。この発想はきわめて神話的なものだ。
だから、神話力とは、神話時代として、よく歴史以前に位置づけられる時代の、物語にだけ存在するものではなく、後々の物語や詩歌の中にも存在しつづけるものであろう。神話力は現代においても、人間を人間たらしめる力であるかもしれない。


このような内容を本書で語りたかった…と著者の中西進さんはあとがきで述べています。梅原猛さんの古事記の解説では、「これこれこういう権力の争いがあって、この神話はこういった意味を持つ」といったものが、大胆な解釈でダイナミックに展開するのですが、こちらは一転、非秩序てんこ盛りの神話を純粋に楽しもうといった具合(笑)。でも梅原さんも、古事記が日本最古の優れた文学であると言い、史実とかけ離れているから価値がないというのは間違っているというスタンス。どんな角度からでも面白い題材…というか人間の根幹に関わる優れた文学ですね。古事記のことが全くわからない、という方には石ノ森章太郎さんの古事記―マンガ日本の古典がとても便利です(笑)。


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2006.02.26 / 現在位置はこの辺り

 
午前中は初動負荷トレーニング。12時30分に稽古場入りしてヴォイス・トレーニング。13時からミュージカル体験塾の特別レッスン(石塚演出稽古!)に参加。当然演出家や演出助手で塾長の天城美枝さんがいて、演技というのは非常にデリケートな問題ですから直接関わることはありません。でも何かの時に役に立つことがあるかもしれませんので稽古は極力見ます。自分の糧にもなりますし。何が目的で、どういった過程にいて、現在位置はこの辺り…といったことが大事な気がします。



2006.02.25 / 「ホントだ生姜だっ!」

 
今日、印象に残った出来事は後輩のひとりが買ってきたジンジャーエール。なんだか人の名前がついていて「ホントだ生姜だっ!」という味でした(笑)。写真撮ってくればよかった…。



2006.02.24 / “敬意を払う”

 
荒川選手やった!!朝ニュースでチラッと観てから小金井に向かったんですけど、なんだかやっぱり嬉しいものですね(笑)。

一日作業をして、夜は新国立劇場へ『ガラスの動物園』を観に出かけました。演出のイリーナ・ブルックさん(ピーター・ブルックは実父)の関係か、ミュージカル『レ・ミゼラブル』などの演出などでも有名なロイヤル・シェークスピア・カンパニーのジョン・ケアードさんの姿も見えました。近所のおじさん風で可笑しかったです(笑)。中嶋朋子さんの舞台での演技、初めて観たためか印象深かったです。キャラクター的にも一番はまっていた様に感じました。

帰ってから録画しておいた女子フィギュア・スケートをチェック(笑)。金メダルを取ったことも素晴らしいですが、いい準備を重ね本番で力を発揮し、会場に集まったお客様を魅了した…ことが凄いと思いました。間違いなく、あの日の“女王”ですよね。

最近気になるのがインタビュアーです。選手に向かって「お疲れ様〜」というのが気になって仕方がないのです(笑)。確かに選手たちはインタビュアーの方々より年下かもしれませんし、フランクに接するのもいいかもしれません。でも自分には逆立ちしても出来ないことをやってのけた人間に対する“敬意”に欠けているように感じるのです。敬意を持って相手と接するという“行動”をとるには、まず“見る”そして“感じる”ことが必要です。その前段階として“自覚”も。自分がどんな人間で、周りでどんなことが起きているかを広く捉える見る目を養い、どんなことが起きているのか深く感じる心を育てる。ここが抜け落ちていたら残念ながら“敬意を払う”という“行動”は産まれてこないと思うのです。

日本人で最初に女子フィギュアの代表に選ばれた少女の話題がニュースの“日本女子フィギュアの歴史”みたいな特集コーナーで流れていました。少女は13〜4歳でしたが当時のインタビュアーはキチンと敬意を払っていました。年下だろうが経験が少なかろうが、一人前やそれと変わらない態度で大人が接するわけです。全てに通じる成長への近道だと思います。インタビュアーの皆さん、こういうことは学ばないのかなぁ。



2006.02.23 / インドカレー屋“シタール”

 
今日のお昼ご飯は劇団のある小金井市のインドカレー屋“シタール”。僕は初めて食べに行ったのですが、今日一緒に行った劇団員によると、OPENしたての頃はお客さんも疎ら。「美味しいのになぁ〜」と心配していた(笑)そうです。店内は明るくきれい。気のいい(おそらく)インド人のスタッフの方々が、美味しいカレーを出してくれます。小金井にお越しの際は是非一度(笑)。

場所は小金井駅南口を出て商店街を進み、一つ目の信号を左(農工大通り)に行くと右側にすぐ、です。

作業を終え、歌舞伎座で玉三郎さんと菊之助さんの『京鹿子娘二人道成寺』を観ようと出かけたのですが一幕見席の願いも空しく売り切れ。そうですよね〜こんな人気の演目・役者。ナマ玉三郎観たかった(T_T)



2006.02.22 / ポカポカ2月

 
今日、東京は本当に暖かく、気持ちのいい一日でした。11時から都内のスタジオで高田三郎先生のヴォイス・トレーニングだったので、早めに起きて身体を動かしてお風呂に浸かって家を出ました。こんなに短期間に集中して物事を習える機会は滅多にないので、身体や神経系を十分に起こすためです。15分ぐらい前に着いて吹き抜けのになっている地下のスタジオのベンチでリラックス(写真)。本当に気持ちがいい。

レッスン中は高田先生が「素晴らしい!」を連発するので、普段褒められ慣れてない身としてはどうもくすぐったいです(笑)。乗せるのが上手いなぁ。終了後近くのパームスカフェで昼食。小金井へ。

ミュージカル体験塾・卒業公演当日までの作業の流れ、それに伴う日程を細かく打ち合わせ。ツアーに出ている公演チームとの交渉も含めもろモロMORO…。17時に劇団稽古場を出て池袋へ。18時から初動負荷トレーニングを1時間半、帰宅しました。

女子フィギュア・スケート面白いことになってきましたね。僕は日本人選手の中では荒川静香選手が一番“凄い”と感じます。今までの日本人選手にはない、スケール感のようなものを感じるからです。半年以上前だったと思いますが、TBS系列の情熱大陸というテレビ番組で彼女を取り上げていました。実はその時まで荒川静香という選手をほとんど知らなかったのですが(笑)、当時の映像を観る限りでは“悩みを抱え這い上がろうとする普通の女性”でした。それを乗り越えいいトレーニングを積んできたのでしょう、トリノ入りした彼女は気力も充実し身体の隅々まで神経が行き届いているように見受けられます。安易かもしれませんが、こういった流れを見せられると「天才も普通もない」と思わされるのです。

冷静さも魅力です。なにごとも創世記というのは「頑張れば失敗しても許される」的なものを感じるのですが、彼女たちの前にはすでに世界への道があり、もう一か八か世代ではないように思うんです。その点荒川選手はどんな時にも勝負の機微を逃さない冷静さにプラスして、今季はその原動力となる気持ちも充実している。そして最初にも触れた基礎的な技術の積み重ねに支えられた“スケール感”。それで、“凄い”と感じるわけです。



2006.02.21 / 歩くって神秘

 
集合前に日本舞踊の歩く稽古。歩くって神秘ですよね。いくら歩いても飽きるなんて事はないです。昼休みはヴォイス・トレーニング、あとは17時までひたすら作業ぉ〜。

18時15分からワールドウイング池袋にて初動負荷トレーニング。感覚的なもので上手く説明出来ないのですが…いいトレーニングが出来ました。え〜と、とにかく前進しています(笑)。

今回のオリンピック、カーリングにどうも目がいってしまいます。戦術的ゲームといった見方が強くなってしまいそうですけど、それを支えるフィジカルも大切な要素なのではないでしょうか。女子フィギュア・スケートもいよいよですね。寝ますけど(笑)。起きてからテレビをつけるのを楽しみに。。。



2006.02.20 / あなたの視線が痛い

 
18時30分からのミュージカル体験塾・夜のレッスンまでお休みをもらったので午前中は爆睡(笑)。遅い朝昼ご飯を食べて、スーパー歌舞伎『新・三国志V 完結編』のビデオを観ました。かなり前に録画したものを昨夜偶然見つけたんです。ラッキー(笑)。いやはや怒涛のエンターテイメントでありました。ビデオですけど飽きさせません。

18時ごろ、レッスン会場の文京シビックホールに入るとジャージに長靴姿の劇団員・篠田憲悟さんを発見。演技クラスの助手を一緒にやっているのですが…この姿で都内を電車移動してくるのは視線が痛かったようです。




2006.02.19 / 特別レッスン・石塚演出!

 
午前中はトレーニングに行き、1時からミュージカル体験塾の特別レッスンでした。今日はなんと6・7期生のチームに石塚演出(!)。皆さん慣れないお芝居の演出にヘトヘトだったり充実してたり…(笑)。



2006.02.18 / 大お茶会。

 
朝は少し早めに稽古場入りして日本舞踊の真似事(笑)。10時から衣装作り。11時すぎから続々ミュージカル体験塾の塾生さんたちが来て作業(おそらく過去最高とのこと)。女性陣は一人一枚の浴衣のお端折りがメイン・イベント。男性陣はPROLOGUEの70人分の衣装作り。

お昼休憩を使いヴォイス・トレーニング。先日高田先生に教えていただいたことをちょっとでも感覚しておく…といった感じでしょうか。作業続行する中、15時すぎに大々的にお茶の時間(笑)。僕も初めて知ったのですが、期が違うとレッスン場も違い、ほとんど面識がないことがわかり自己紹介タイム(笑)。内緒ですけど40分ぐらい楽しくお茶しました。

夜は知り合いダンサーのスタジオ・パフォーマンスを観に原宿へ。場所はHIP Dance Arts Entertainment、通称“スタジオHIP”と呼ばれているみたいです。知り合いダンサーはNaHeek。BROADWAY DANCE CENTERでもクラスを持っているようです、以後お見知りおきを…って中学の同級生なんですけどね(笑)。



2006.02.17 / 『天狗のかくれ里』観劇!

 
今日は作業終了後、東京都福生市へ行き『天狗のかくれ里』を観劇。キャストが大幅に変わっているのでいくつもの楽しみを持って劇場に入りました。…で、感動させられちゃいました(笑)。ふるさときゃらばんの、様々な段階・キャリア・キャラクターの役者がいました。劇場の退館時間が早く、搬出を急がれているとのことでバラシを手伝い帰宅しました。



2006.02.16 / 高音拡張トレーニング

 
午前中は劇団稽古場で衣装の作り物。昼食後、都内のスタジオに移動してヴォイス・トレーナー高田三郎さんのレッスンを受ける。1年ほど前、発声のことで悩んでいるときに高田さんの著書高い声で歌える本―科学的理論にもとづく高音拡張トレーニングに出逢いました。念願の初レッスンです。

声を出してやってみれば実にシンプルな理論、あとはどれだけやるか(笑)。正確な認識ができるよう、質の伴った反復練習あるのみといった感じです。

ワールドウイング池袋19時台になるとかなり混むので急いで移動、入口に立つと(というか正確にエレベーターがジムのある2Fに停まらない!)…休館日(T_T)東急ハンズ池袋店で衣装と小道具の買い物。1F特設スペース・収納グッズのコーナーが非常に面白かったです(笑)。


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2006.02.15 / ノラ・ジョーンズと接点?!

 
稽古場で作業をしていると、初めて聴く声だけれども心地よい歌声が。歌声の主はノラ・ジョーンズ、誰のものかわからないCDで(笑)。年末に牧場でノラ・ジョーンズと接点があってから興味を持っていました。ラッキー。“接点”について詳しくは2005年大晦日のダイアリーで(笑)。

お昼休みに発声訓練などをしつつ夕方まで作業。ミュージカル体験塾・卒業公演も近づき場面やチームごとの抜き稽古・作業を手伝いにやってくる塾生さんもチラホラ。終了後は昨日に引き続きワールドウイング池袋にてトレーニング。



2006.02.14 / 映画『オリバー・ツイスト』

 
今日からミュージカル体験塾卒業公演の、PLOROGUEの衣装の製作が本格的に始まりました。材料が揃い、合計4色それぞれ一着ずつが出来上がりです。これを約70着!(笑)。

そしてしばらく休めていた身体を動かし始めました。初動負荷トレーニングにいたっては何と19日ぶり。その代わり下手をすると惰性になっていた可能性のある動作の習慣を断ち切るのに良かったかもしれません。怪我もほぼ癒えましたし。いい休養になった…と思います(笑)。

トレーニング後に映画『オリバー・ツイスト』を。(おそらく)イギリス出身の俳優さんたち中心の、ほんの短い出番の役まで密度のあるお芝居のオン・パレード。フェイギン役のベン・キングズレーという俳優が大好きなのですが、彼の底知れない人間を捉える力に痺れました。


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2006.02.13 / 数えてみたら?!

 
数えてみたら2週間ぶりのお休みでした。しまった!(笑)。夜は日生劇場でミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』を観劇。初めて観た東宝ミュージカルの『屋根の〜』でしたが、世界で最も有名なミュージカルのひとつ…完成され、お芝居のスタイルや演出方法は(おそらく)ほぼ初演当時のまま…を上演する難しさも感じました。

“今”というこの時代…刺激的な光や音が溢れる今、“あの時代”が甦る…ちょっと想像しただけでもワクワク・ゾクゾク(笑)ですが、本当に人間の身体動作・声・感性・精神といった“生身”が必要とされるミュージカルでした。作品の中に“現代と繋がる窓”が沢山ありました。モチーフが違えど、普通に暮らす私たちの仲間の中に「幸福でない」と感じてる人たちが今も昔も変わらずいるからです。



2006.02.10 / 初体験ゴスペル・クラス

 
今日はミュージカル体験塾・卒業公演の作業を少し早めに切り上げYAMAHA吉祥寺センターのゴスペル・クラスのレッスンに参加。以前から著書を読み、そのトレーニングの効果「半分もわかってないだろうなー」なりに取り組んできた高田三郎先生のレッスンです。今回参加したグループのゴスペル・クラスにするか個人レッスンにするかわかりませんが、“今の自分に必要なもの”をよく吟味して関わっていこうと思います。



2006.02.05 / 勝手に…

 
13時からの、ミュージカル体験塾・特別レッスンに行ってきました。レッスンの合間、塾長でもある劇団演出助手の天城美枝さんと少しお話しました。

天城さんは司馬遼太郎著『項羽と劉邦』を読んでいて、あらためて「司馬遼太郎の人間描写は凄い、何100年、何1000年前の人間を今そこに生きている人間のように描き出す」といったようなことをおっしゃっていました。僕はそれを(勝手に)「更にそれを体現するのが役者」というメッセージに解釈。勝手に天城さんからメッセージをもらった気になっておりました、チャンチャン(笑)。



2006.02.03 / 浅草へお買い物

 
1月の『世界はまるい』が終わってからミュージカル体験塾卒業公演に向けての準備が続いています。今日は浅草へお買い物。久しぶりに歩きましたが、やっぱり楽しい町ですね〜(笑)。






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